明日死ぬって言われたらどうする?
「終末のフール」 読み終わりました。
これは、八年後に小惑星が衝突し、地球が滅亡すると
予告されてから五年が過ぎ、残すところ後三年という設定で
八つの物語でした。
その中で一番心に残ったのは、
鋼鉄のウールという章にでてくる言葉でした。
キックボクシングの選手と映画俳優の対談で、
「明日死ぬって言われたらどうする?」
っていう俳優の質問に対し、その選手は
「変わりませんよ」
と、いつも通りの練習を続けるというような答え。
そして俳優の、
「明日死ぬのに、そんなことするわけ」
と言うのに対し、
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
という言葉。
こんな顔になるくらいハッとした気がしました。
確かに・・・
確かにそうです。
そしてたまたま昨日、夫とのなにげない会話の中で、
夫が言ったのですが、
「人なんて、いつ死ぬかわからないんだから・・」
という言葉。
わかってはいたつもりだけど、
人間の死亡率は100%って聞いた時もドキッとしたし、
この本の最後の解説にもあったけど、
どこかで自分は死なないんじゃないかと高をくくっている
っていうのはすごくうなずけました。
明日もあさっても、そして来年も、当たり前のように来ると思っていては
いけないんじゃないかと・・
この本を読んで改めて考えることとなりました。
そして、もうひとつの物語で、
究極の選択と言えると思うのですが、
地球滅亡まであと三年という時に、
妊娠してしまった若夫婦。
産むのか、産まないのか。。
読みながら、私も一緒になって随分悩みました・・^^;
未だに私には答えが出せていません・・
「終末のフール」
いまだにどっぷりと余韻にひたっています。




